毎年、12月12日に発表される「今年の漢字」。
大きな筆で力強く書いている姿を見たことがある人は多いのではないでしょうか?
ここでは、「今年の漢字」が書かれる場所や、書いている人は誰なのか?
また、書いた字を実際に見ることのできる展示の期間や場所について調べてみたいと思います。
今年の漢字の発表場所はどこ?
発表場所は京都の清水寺!
「今年の漢字」の主催者は、(公財)日本漢字能力検定協会といい、この協会の本部は京都に置かれています。そのことから、京都を代表する寺院の一つで、国内外の方がよく知る場所である、
京都の清水寺で「今年の漢字」は発表されることとなったようです。
今年の漢字の由来は?
「今年の漢字」は、1995年(平成7年)から始まり、2023年(令和5年)で28周年を迎えます。
12(いいじ)月12(いちじ)日の語呂合わせから、12月12日が「漢字の日」と定められたことが始まりということです。
毎年「いい字」を少なくとも「一字」は覚えてほしい、という願いが込められていたのですね!
「漢字の日」を定めたのは、(公財)日本漢字能力検定協会で、毎年、一般からの応募で決まります。
応募された漢字の中で、最も多かった漢字を清水寺で揮毫(きごう)され、揮毫された書は、1年の出来事を清めるとともに、新年が明るい年になることを願い奉納されているそうですよ。
だれが書いていつまで展示かを解説!
書いている人は誰?
京都・清水寺の住職にあたる貫主、森清範さんが毎年揮毫者を務めています。
そして、漢字を筆でしたためる人は、「揮毫者」と呼ばれるそうです。
毎年、テレビやインターネットで揮毫されている様子の中継は、お馴染みの年末の風景となっていますね。
当日は、清水寺の発表場所へは、関係者以外の方の立ち入りを制限されているため、揮毫(きごう)の様子を直接見ることはできません。
京都 祇園にある漢字ミュージアムでライブビューイングが行われたり、テレビやインターネットで中継が行われたりする場合があるので、それらをチェックすると良さそうですね!
また、「今年の漢字」公式Twitterでは、その年の最新情報を確認することができるそうですよ。
≪漢字ミュージアムの場所≫
書いた「書」の展示期間は?
2023年、揮毫(きごう)された「今年の漢字」の大書は、12月21日(木)まで清水寺本堂にて公開されます。
12月22日(金)からは京都 祇園にある漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)にて展示されることとなるようです。
また、漢字ミュージアムでは、毎年10月~2月頃には「今年の漢字」企画展を開催されていて、過去に揮毫(きごう)された「今年の漢字」の大書の現物も見ることができるそうですよ。
迫力のある実物の大書を見ることができるなんて、すごいですね!
大書を書くための実際の大きさの筆も見ることができるので、貴重な機会となりそうです。
まとめ
ここでは、「今年の漢字」が書かれる場所や、書いている人は誰なのか?
また、書いた字を実際に見ることのできる展示の期間や場所について調べてみました。
書かれる場所は、京都の清水寺で、清水寺の森清範貫主の揮毫により書かれていることが分かりました。
書いた字を実際に見ることができるのは、2023年度は12月21日(木)までが清水寺本堂、12月22日(金)からは京都 祇園にある漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)に展示されることが分かりました!
迫力ある大書を一度実際に見てみたいものですね!
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