韓国の俳優イ・ソンギュンさん。
米アカデミー賞作品賞ほか4冠に輝いた、『パラサイト 半地下の家族』にも出演し、その確かな演技力が高評価をうけました。
ここでは、そんなイ・ソンギュンさんが映画『パラサイト 半地下の家族』ではどんな役を演じたのか?また、演技力の評価にについて見てみましょう。
韓国俳優イ・ソンギュンは「パラサイト」の何役?
非英語圏の映画として史上初の米アカデミー賞作品賞ほか4冠に輝いた、『パラサイト 半地下の家族』。
イ・ソンギュンは金持ち一家の父親役!
出演するイ・ソンギュンさんは、『パラサイト 半地下の家族』では、“パラサイト”される金持ち一家の父親役・ドンソクを演じています。
このドンソクはIT企業の社長を務めていて、いわばサクセスストーリーの象徴ともいえる存在。
そんなエリートの姿を、イ・ソンギュンさんは見事に演じ、強烈な印象を残しています。
「パラサイト」のあらすじ
日の光も電波も弱い、半地下住宅で暮らすキム一家。父のキム・ギテク(ソン・ガンホ)はこれまでに度々事業に失敗しており、計画性も仕事もないが楽天的。
“半地下”の家は、暮らしにく、。窓を開ければ、路上で散布される消毒剤が入ってくる。電波が悪い。Wi-Fiも弱い。水圧が低いからトイレが家の一番高い位置に鎮座している。家族全員、ただただ“普通の暮らし”がしたい。
そこでパク一家の心を掴んだギウは、続いて妹のギジョンを家庭教師として紹介する。
アカデミー賞4冠作品の演技力の評価は?
どんな役もこなす実力派!
「甘い魅力を持つ男優」として知られ、コメディからシリアスものまで、どんな役でも演じることができる実力派として数多くの作品に出演しています。
2007年の人気ドラマ『白い巨塔』で内科医を演じて注目された後、『コーヒープリンス1号店』で、ヒロインを見守るハンソン役を好演してブレイク。
ラブコメではツンデレの演技、サスペンスやアクションではその役柄の内面までもを繊細に表現し、演技派としてかなり高評価を受けているようです。
確かに、役によってがらりと雰囲気が変わり、今度はどんな役を見せてくれるのだろう?と楽しみになってしまいます!
特に、映画『火車』『私の妻のすべて』『ソニはご機嫌ななめ』、ドラマ『パスタ』『ゴールデンタイムス』『ミス・コリア』などが次々にヒットしたことで、実力を広く知られるようになったようです。
また、韓国俳優のいい声ランキングで見事1位に輝くほどの、超魅惑的な声の持ち主であることでも有名ですね!
「コーヒープリンス1号店」では、挿入歌で素敵な歌声を披露していますよ!
イ・ソンギュンのプロフ
1975年3月2日生まれ
大韓民国・ソウル特別市出身
韓国芸術総合学校演劇院卒業
デビューは、ミュージカル「ロッキー・ホラー・ショー」(01)
2007年の大ヒットTVドラマ「白い巨塔」、 「コーヒープリンス1号店」で大ブレイク。
一躍「甘い魅力を持つ男優」として人気を不動のものへ。
ホン・サンス監督作品の常連としても多数出演している。
・『アバンチュールはパリで』(08)
・『教授とわたし、そして映画』 (10)
・『ヘウォンの恋愛日記』(13)
・『ソニはご機嫌ななめ』(13)など。
そのほかの出演作品は、
・『僕の妻のすべて』(12/ミン・ギュドン監督)
・『修羅の華』(17/イ・アンギュ監督)
・『最後まで行く』(14/キム・ソンフン監督)
・「チョ・ピロ 怒りの逆襲」(18/イ・ジョンボム監督)Netflixオリジナル映画 など。
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