Marshall Emberton III(SBC):コーデック“SBC”って何?充分楽しめるか解説!

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ここ数年、ポータブルBluetoothスピーカー市場は本当に盛り上がっています。

中でも特に人気が高いのが、イギリス発の老舗オーディオブランド「Marshall(マーシャル)」。

新作も出ているようで、ますます人気が高くなっていますよ!

ここでは「Marshall(マーシャル)」の新作「Emberton III」、そしてコーデックについて見ていきたいと思います。

音楽好きが注目する「Marshall Emberton III」とは?

ポータブルBluetoothスピーカー市場がここのところ盛り上がりを見せています。

その中でも特に人気が高いのが、イギリス発の老舗オーディオブランド「Marshall(マーシャル)」の新作、Emberton III

手のひらサイズなのに、重厚で存在感のあるデザイン。
そして、クラシックアンプを思わせるレトロなルックスに惹かれる方も多いのではないでしょうか。

でも、検索すると「SBC」「コーデック」などの専門用語が出てきて、「結局どういう意味?」と気になる人も少なくありません。

ここでは、「SBCとは何か?」「コーデックって?」をわかりやすく見ていきたいと思います。

SBCコーデックとは?Bluetooth音質の“基本”

Bluetoothで音楽を飛ばすとき、音声データは「コーデック」という方式で圧縮・送信されます。

コーデックとはいわば“音の通訳”

スマホからスピーカーへ音を届ける際に、どのくらいの情報を、どんな圧縮方法で送るかを決める仕組みのことです。

その中でも「SBC(Subband Codec)」は、Bluetooth機器のもっとも標準的なコーデック
ほぼすべてのスマホ・タブレット・スピーカーで使える互換性の高さが魅力です。

一方で、高音質志向のコーデック(aptX、AAC、LDACなど)と比べると、音の情報量は少なめ。
つまり、どんな機器でも安定して使える反面、「最高音質ではない」という位置づけです。

Marshall Emberton IIIは“SBC専用”って本当?

はい、これは事実です。
Emberton IIIはBluetooth 5.3に対応していますが、サポートしているコーデックは「SBCのみ」
aptXやLDACなどの高音質コーデックは非対応です。

えっ、それって音悪いのでは?」と思うかもしれませんが、実際はそうでもありません。
Marshallはスピーカー設計そのものにこだわっており、音の広がり方・バランス・重低音の質感などを独自にチューニングしています。
つまり、「SBCでも、聴いていて気持ちいい音」に仕上げているのです。

Bluetoothのコーデックだけで音質を判断するのは早計。
実際に聴いてみると、低音の厚みや空間の立体感は、同クラスのスピーカーを圧倒するレベルとなっています。

SBCでも十分楽しめる理由

SBCは“圧縮コーデック”ではありますが、最近のスマホやスピーカーは技術が進化しています。
伝送の遅延やノイズも少なく、普段聴きやアウトドア利用ならほとんど気にならないでしょう。

さらに、Emberton IIIは「True Stereophonic」というMarshall独自の360°サウンド構造を採用。
小型ながら音が部屋全体にふわっと広がり、ボーカルの位置や楽器の距離感も感じやすい設計です。 これが、SBCでも“満足度の高い音”を実現できる理由です。 

まとめ

「SBC=低音質」という印象を持つ人もいますが、Emberton IIIの場合はまったく別。 音響メーカーとしての長年のノウハウが詰め込まれており、 Bluetoothの規格上の制限を感じさせないチューニングがされています。 「どんなスマホでも安定して繋がる」「持ち運びやすい」「デザインが最高」——。 この3つを満たすだけでも、日常使いには十分すぎるスピーカーです。

SBC=悪ではない。

Marshallの設計力に大注目ですね!

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