【2023ワールドカップ】ラグビー日本代表になるための4つの条件とは?外国人が多い理由はなぜ?

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2023年9月8日に開幕するラグビーワールドカップ2023フランス大会

2019年に日本で開催したワールドカップでは、日本中が日本代表選手たちの活躍に興奮していましたよね!

そんなラグビーの日本代表の選手たちですが、どんな選手たちが日本代表に選ばれるのでしょうか?

また、日本代表選手に外国人が多いことも気になります。

ここではラグビー日本代表になるための条件や、外国人が多い理由などを見ていきましょう!

 

ラグビー日本代表になるための4つの条件とは?

ラグビー日本代表とは?

日本ラグビーフットボール協会が組織するラグビーユニオン(15人制フォーマット、またその競技愛好者の総称)のナショナルチームのことを言います。

「ブレイブ・ブロッサムズ」(Brave Blossoms)という愛称で呼ばれています

野球やサッカー、バスケットボールなどで、今ではお馴染みの愛称となった『侍ジャパン』『なでしこジャパン』『アカツキジャパン』という愛称ですが、じつはラグビー日本代表が先駆けで、1966年から現在まで略称として「ジャパン」と呼ばれています。

ラグビー日本代表では、さらにヘッドコーチ名を冠していて、現在はジェイミー・ジョセフHCにちなんで「ジェイミージャパン」などとも呼ばれていますよ。

 

 

ラグビー日本代表の代表資格は?

代表資格は、ワールドラグビー という、ラグビーユニオンの国際競技連盟によって次の4項目が挙げられています。

  • 当該国(日本)で出生している
  • 両親、祖父母の1人が当該国(日本)で出生している
  • プレーする時点の直前の60ヶ月間(※)継続して当該国(日本)を居住地としていた
  • プレーする時点までに、通算10年間、当該国(日本)に滞在していた

以上の4つの条件のうちの1つを満たしていることが条件だそうです。

また、ラグビーでは国の代表チームとしてプレーする際に、国籍は問われないそうですが、過去に他の国での代表戦出場が無いことが前提となるそうですよ。

野球やサッカーなど他のスポーツにおける日本代表資格に「日本国籍」がある事が多いですが、ラグビーにおいて「日本国籍」という資格を求められないことに驚きですね!

 

2022年からは1度だけ代表の国や地域を変更できる

2022年1月1日から、南太平洋諸国に配慮した新条件として、一定の基準を満たした場合に一度だけ、選手が一つの協会(国)から別の協会(国)へ変更できるようになったそうですよ。

  • 36ヶ月間、ラグビーの国際試合に参加していない。
  • 選手が移動を希望する国で生まれている、または親や祖父母のうち誰かがその国で生まれている。
  • 選手は一度だけ協会を変更することができ、各ケースはワールドラグビーの承認が必要となる。

これは、フィジーやサモア、トンガなどの南太平洋の国々出身の選手が、活躍の場や経済力を求めて外国に行ってしまい、出身国のラグビー運営に支障が出ることへの配慮による改正だそうです。

しかし、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカなどの強豪国の代表選手も、 別の国の代表になることもできてしまうので、今後強化される国が増えますし、国際試合としてはますます面白くなってくるのではないでしょうか?!

ラグビー日本代表に外国人が多い理由はなぜ?

ラグビー日本代表の試合を見ていると、「外国人選手が多い」という印象を持つ人も多いのではないでしょうか?

じつはそれは正解で、代表選手に占める外国人選手の割合は、日本を含め諸外国のチームでも同様に多いのです!

理由としては諸説ありますが、もともとラグビーの発祥国イギリスが植民地を世界各国に持っていたことからラグビーが世界中に広まりました。

今では強豪国として有名なニュージーランド、南アフリカ、オーストラリアも当時はイギリスの自治領。

当時の中心選手は移住したイギリス人でしたが、国籍で代表選手を決めてしまうと、中心選手が出場できなくなってしまい国際試合での力の差が大きくなってしまうことから、その国でプレーしている選手が、国籍に関係なく代表になれるように今のルールになったとも言われています。

 

日本代表においては外見的特徴から外国人選手の存在が目立ってしまいますが、他の国のラグビー代表チームでも多くの外国人選手が登録されているようですよ!

また、日本の代表選手では高校・大学時代から日本で生活し、日本に帰化(日本国籍を取得)している外国からの選手も少なくないことから、見た目的にも「外国人が多い」印象になってしまうのかもしれませんね!

2023年日本代表選手はこちら!

 

2022年からは一度だけ代表になる国や地域を変更できることになりましたが、日本代表として活躍している外国人選手は、出身国ではなく日本のために戦うと決意してくれた選手たち。

SNSでは”日本代表なのに、外国人ばかり・・・”なんてネガティブな意見もあるようですが、赤と白のストライプの「桜のジャージ」を着ている選手たちは、日本という国のために戦ってくれる代表選手!

ラグビーワールドカップ2023フランス大会も全力で応援していきたいですね!

 

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