CHEMISTRY(ケミストリー)といえば、2000年代初頭を代表する男性デュオ。
「PIECES OF A DREAM」や「You Go Your Way」など、切ないメロディと圧倒的な歌唱力で一世を風靡しました。
しかし、気づけばテレビで見かけることも少なくなり、「消えた?」と感じる人も多いはず。
ここでは、ケミストリーが表舞台から姿を消した“本当の理由”を徹底的に探っていきたいと思います。
ケミストリーが消えた本当の理由は?
圧倒的な歌唱力で一世を風靡していたケミストリーですが、気づけばテレビで見かけることも少なくなり、「消えた?」と感じる人も多かったはず。
「消えた?」と感じる理由を見てみましょう!
デビュー当時の圧倒的人気
ケミストリーは、2001年にオーディション番組『ASAYAN』から誕生しました。
堂珍嘉邦さんと川畑要さん、2人のボーカルが織りなすハーモニーは当時のJ-POPシーンに新風を吹き込み、デビュー曲「PIECES OF A DREAM」はミリオンセラーを達成しました。
その後も「Point of No Return」「It Takes Two」など、立て続けにヒットを記録。
一時は“ミスチル以来の国民的デュオ”とも称されました。
突然の活動休止。いったい何があったのか?
そんな順風満帆な彼らでしたが、2012年に突如活動休止を発表。
ファンの間では「不仲なの?」「解散するの?」と憶測が飛び交いました。
しかし、実際には2人の間に深刻なトラブルはなかったと言われています。
原因のひとつは、音楽性の違い。
堂珍さんはソロ志向が強く、よりロック寄り・アーティスティックな方向へ進みたい気持ちがあったのに対し、川畑さんはR&Bやポップスを軸に活動したいという想いがあったようです。
つまり、“お互いの音楽的個性を伸ばすための決断”だったのです。
テレビから姿を消した理由
活動休止後、それぞれがソロ活動をスタートしましたが、露出は一気に減少。
その背景には、時代の変化も大きく関係しています。
2000年代の音楽シーンはCD全盛期でしたが、2010年代に入るとストリーミング配信が主流に。
かつてのようにテレビ番組やCD売上で注目を集めることが難しくなりました。
また、当時はEXILEや嵐など、ダンスやパフォーマンスを重視したグループが主流に。
“歌唱力勝負”のデュオというスタイルがやや時代の波に埋もれてしまったのかもしれません。
不仲説はウソだったのか解説!
ちまたでは、堂珍嘉邦さんと川畑要さんの不仲説もよく見られますが、実際はどうなのでしょうか?
再結成と現在の活動
実はケミストリー、2017年に活動を再開しています。
再始動後はライブを中心に活動しており、昔ながらのファンからは「やっぱり2人のハーモニーが最高!」という声が多数。
2023年には全国ツアーも開催し、YouTubeチャンネルでも積極的に発信を続けています。
派手なメディア露出は少ないものの、“本物の歌を届ける”という原点に立ち返ったスタイルで、確実にファンの心を掴んでいます。
「消えた」のではなく、「選んだ」
ケミストリーが「消えた」と言われるのは、単にテレビから姿を消したから。
けれど実際には、彼らは「自分たちの音楽を追求する道を選んだ」と言えるでしょう。
時代の流れに合わせてSNSや配信を駆使しながら、ファンとじっくり向き合う。
その姿勢こそ、20年以上にわたって愛される理由なのです。
まとめ
- 活動休止の理由は「不仲」ではなく「音楽性の違い」
- メディア露出減少は時代の変化によるもの
- 現在はライブ・配信中心に活動中
デビューから20年以上たった今も、ケミストリーは変わらず歌い続けています。
華やかなテレビの裏で、音楽に真摯に向き合う2人の姿勢に、改めて心を動かされる人も多いはず。
ケミストリーは今も進化している、と言えるのではないでしょうか?
もし「最近のケミストリーを知らない」という方は、ぜひ最新ライブ映像やアルバムをチェックしてみてください。
あの頃の名曲も、今聴くとまた違った深みを感じられます。
彼らの“今”を知れば、「消えた」ではなく「進化した」という言葉がしっくりくるかもしれませんね。





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