2023年6月28日、29日は一粒が1万倍になるとされる一粒万倍日。
さらに6月28にちには、開運の日として良いとされる「巳の日」も重なっているという最強開運デーを、分かりやすく見ていきましょう!
一粒万倍日とはどんな日?やると良いのはどんな事?
「一粒万倍(いちりゅうまんばい)」とは、一粒の籾が万倍となって稲穂のように実るという意味だそうです。
わずかなものが非常に大きく成長することの例えで、一粒万倍日は、これまでの善行や努力が報われる日、この日に始めたことは、やがて大きな成果を上げると考えられる、とされています。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、日本の暦に古くからある吉日の一つ。
その決め方は、二十四節気(立春・夏至・立秋など)と、干支(甲・乙・丙・丁……と子・丑・寅……を組み合わせたもの)によって決められ、「立春から啓蟄(けいちつ)の前日までは、丑と午の日」「啓蟄から清明(せいめい)の前日までは、寅と酉の日」というように、二十四節気の節目と節目の間の2日が一粒万倍日になるそうです。
おおよそ6日に1回、ひと月に5日、1年間に約60日あるとされています。
2023年の一粒万倍日
1月 | 6日(金)、9日(月)、18日(水)、30日(月) |
2月 | 2日(木)、5日(日)、12日(日)、24日(金) |
3月 | 16日(木)、21日(火)、28日(火) |
4月 | 2日(日)、12日(水)、15日(土)、24日(月)、27日(木) |
5月 | 9日(火)、10日(水)、21日(日)、22日(月) |
6月 | 2日(金)、3日(土)、17日(土)、28日(水)、29日(木) |
7月 | 11日(火)、14日(金)、26日(水) |
8月 | 4日(金)、7日(月)、10日(木)、22日(火) |
9月 | 18日(月)、23日(土)、30日(土) |
10月 | 5日(木)、18日(水)、27日(金)、30日(月) |
11月 | 11日(土)、12日(日)、23日(木) |
12月 | 5日(火)、6日(水)、7日(木)、8日(金)、19日(火)、20日(水)、31日(日) |
※不成就日などと重なった日は省いています |
事を始めるにも良い日とされているので、以下のようなことを始めるにはおすすめの日と言えるでしょう。
- 仕事始め
- 種まき
- プロジェクトを始める
- 開店・開業
- 銀行口座を開設する
- お金を出すこと
- 入籍や結婚式の日取り
- 新しい趣味・勉強を始める
- 欲しかった高級財布(鞄、靴 etc.)を買う
- 宝くじを買う
- 大切なパートナーに想いを伝える
などです。
特に入籍や結婚式の日取りでは、幸福の種が大きく膨らむというイメージでおすすめですね!
金運アップにもおすすめですが、新しい物事を始める時に背中を押してくれる、そんなイメージの吉日となりますね。
ただし、悪いことをしているとその報いも「万倍」となってしまうかもしれませんので、要注意ですね!
「巳の日」も重なるのは最強の開運デー
「巳の日」の「巳」は動物のヘビのことです。
ヘビは、財宝や知恵を授けるとされる七福神の中の「弁財天」の使いとされています。このことからヘビが使いとなって願いを弁財天に届けてくれるとの由来から『金運が上がる日』となっているようです。
日本では古くから年・月・日・時それぞれに12の干支を当てはめ、十干(じっかん)と合わせて日付や時刻の記録に用いていました。
十干とは中国の「陰陽五行思想(いんようごぎょうしそう)」により、10日間をひと区切りにし、1日ずつ名前をつけたものです。
甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚(こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)からなり、日本では「きのえ、きのと、ひのえ、ひのと、つちのえ、つちのと、かのえ、かのと、みずのえ、みずのと」という独自の読み方でよばれています。
この干支と十干で表される暦を「干支暦(かんしれき)」といい、それぞれの干支の日が12日ごとに巡ってきます。
その干支暦のなかで「巳の日」は金運・財運アップの日として知られる吉日となっているのです。
巳の日は弁財天と関わりの深い日なので、弁財天への願い事や弁財天を祀る神社にお参りをするのにもおすすめです。お参りの際は金運を招くとされる「銭洗い」をするといいとされています。
弁財天を祀る寺や神社は日本各地たくさんありますが、宝厳寺・竹生島神社(滋賀県・竹生島)、大願寺・厳島神社 (広島県・厳島)、江島神社 (神奈川県・江の島)が日本三大弁財天として、よく知られています。
金運を招く巳の日には
- 宝くじの購入
- 財布の購入や新しい財布の使い始め(ヘビ革の財布は金運を招くとも言われていますね!)
- 起業や開業の日
- ビジネスや家計に関わる銀行口座を開設
などがおすすめされています。
2023年に「巳の日」と吉日が重なるのは、
- 6月16日 巳の日、一粒万倍日
- 6月28日 巳の日、一粒万倍日
- 12月13日 巳の日、大安
- 12月25日 巳の日、大安
となります。
また、巳の日にお金を貸すなどの金運を下げる行動は避けた方がいいといわれていますよ。
ちなみに、諸説ありますが、女神である弁財天は嫉妬深いため結婚式や入籍には不向きといわれることもあるようです。反対に弁財天は縁結びにご利益があると言われることもあるとか。
このような古くから言われる日柄などは、何か新しいことを始める時などに少しだけ背中を押してもらえるかもしれませんね!
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